こんにちは。
スマートフォンでTwitter(現 X)やネットサーフィン(死語)をする際に、自動スクロール機能があったらいいなと思い、Taskerのレシピを作成しました。
これでご飯を食べたり筋トレ中に情報収集が捗る(?)かもしれません。
もちろん、自動スクロールできるアプリは多数存在しますが、ここはあえてTaskerで実現します。スクロール速度も変更可能です。
他のTaskerレシピは以下を参照ください。
動作イメージ
実際に自動スクロールしている様子を動画にしました。
自動スクロール開始のショートカットを押して、5秒後に自動スクロールが開始します。任意の場所をタップすると自動停止します。
この自動停止ですが、AutoInputの動作エラーで停止しているため、本来の機能ではありません。改善方法を知っている方はご教授いただけると幸いです。
必要なもの
- Androidスマートフォン
- Tasker
- AutoInput(有料プラグイン)
タスクを作成する
以下のタスクを作成します。

5秒待機後にAutoInputプラグインのGestures機能を使って画面を下から上にスワイプします。Gotoで3番目のアクション(スワイプ)に戻りスワイプをループ再生します。
元々はアクション3の実行条件に関数を設定し、その関数が1のときにスクロールを実行するようなタスクだったのですが、AutoInputのジェスチャーを実行中に任意の画面位置をタップするとエラー終了になるため、その条件は省略しました。
それでは作成方法についてです。TaskerアプリからTASKS タブを開きます。右下のプラスボタンをタップして、スクロール と任意の名前をつけます。
遅延時間
+ > Task > Wait から5000msにします。(この値は適宜調整してください)
通知
次に自動スクロールが開始したことをFlashで通知します。
+ > Alert > Flash > を選択します。
Textに開始 と入力します。
スワイプジェスチャー
次にAutoInputを使ってスワイプする動作を作成します。

+ > Plugin > AutoInput > Gestures を選択します。
次に、Configurationの右から編集ボタンをタップします。

Gesture TypeはSwipe を選択します。

スワイプ開始地点を指定します。Start Pointは600,1400 としました。(Pixel 7aの場合です。スマートフォンによって調整してください。)

End Pointは600,600 としました。

スワイプ時間のDurationは4500 としました。この値を変更することで自動スクロール速度を調整できます。

Configurationの設定項目が上記のようになっていればOKです。
ループ
次にスワイプ動作をループさせます。
+ > Task > Goto を選択します。
Numberを3 にします。これで4番目のGotoアクションが実行されたときに3番目のアクションに戻り、アクションがループします。
ショートカットを作成する
作成したタスクをホーム画面から呼び出します。Taskerアプリを戻るボタンで終了して作成したタスクを適用させてください。

ホーム画面を長押ししてTaskerのタスク ウィジェットをドラッグして追加します。

タスク一覧から、スクロール タスクを選択して、画面下部からアイコンを設定します。

私は、 Materialからarrow を検索して下矢印を選択しました。

タスクがホーム画面に追加されれば完了です。
おわりに
自動スクロールの停止がエラー終了とゴリ押しなのが悲しいですが、一応自動スクロール機能を実現することができました。
AutoToolsで画面上に常駐するボタンなどを作成して自動スクロール開始を割り当てるのも良さそうです。
ちなみに、SHARP製スマホのAQUOSシリーズではデフォルトで自動スクロール機能があるようです。便利ですね。


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