こんにちは。北岳のテント泊について記事にしましたが、それから1週間後に木曽駒ヶ岳にもテント泊をしてきました。
今回は7月21日~22日の1泊2日の行程です。
ルートや高度などの詳細は以下のヤマップをご確認ください。
コスパ最高テント泊 in 木曽駒ヶ岳 / マスター・オブ・ハンバーガーさんの中岳(長野県上伊那郡宮田村)・木曽駒ヶ岳・宝剣岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
木曽駒ヶ岳について
木曽駒ヶ岳は中央アルプスに位置する標高2,956mの山です。
高山植物が非常に多く、人気の山です。
登る上では危険な箇所がなく、初心者でも楽しむことができると思います。
課金コンテンツで千畳敷駅へ
有給を金曜日にとり、朝の5時すぎに菅の台バスセンター駐車場に着きました。
すでに100人ほど並んでいました。さすが人気の山です。
6時を過ぎたあたりで、チケット売り場でロープウェイとバスがセットになった券を購入しました。支払いは電子マネーやクレジットカードが使えました。
費用は往復で4000円以上しますが、とんでもねえ坂や蒸し暑い樹林帯をスキップできるのでありがたいです。
千畳敷カール
バスとロープウェイを乗って1時間ほどで、千畳敷駅に着きました。
もうこれだけで来た甲斐があります。ありがとうございました。
中学校の遠足グループと共に登ります。
広々として気持ちがいいです。
1時間ほど進むと宝剣山荘に到着しました。ヤマップのルートを見るともう半分以上来ています。こんなに楽でいいんだっけ?(北岳を苦労して登った人並感)
ときどきガスが出現したり晴れたりを繰り返していました。
宝剣岳が奥に見えます。
宝剣岳は急な岩場および鎖場があり、通路が非常に狭いです。初心者の方は遠くから楽しむのがいいかもしれません。
岩場がゴツゴツしてかっこいい。
松の葉が非常に柔らかかったです。
宝剣山荘から30分ほどすると、本日のゴールである頂上山荘が見えました。
テント設営
受付を済ませて早速テントを設営。
10時頃でしたが、3~4幕のみ埋まっており空いていました。
北岳と違って地面が砂場で安定しています。
友達のテント。
荷物をテントに置いて、ちょっとお散歩します。
お昼ごはんは五目ごはんです。
サル
遠くの岩場に野生のサルが30匹以上いました。
目があったのが怖い…
双眼鏡にPixelのレンズを当てて撮影しました。意外とうまく撮れます。
濃ヶ池
濃ヶ池までのルートは樹林帯が一部あり、長ズボンが必要でした。
山が反射してとてもきれいです。
稜線もヨシ。
数秒で光の当たり方が大きく変わるので見てて楽しい。
テント場へ
テント場に戻り、夕飯を済ませます。
ビリヤニを食べました。パクチーが微量で助かったぜ。
星空
夕方は霧であたり一面が真っ白になり、星空は絶望的だなと思い就寝しました。
0時くらいに友達に起こされて空を見ると、雲ひとつない満天でした。
三脚はなかったので、Z50を地面において撮影しました。
シャッタースピードが20sなので多少☆が動いてしまいましたが、天の川がきれいに写せたので満足です。レンズはキットレンズ(16-50mm)です。本当にキットレンズが優秀で万能です。
でも夜空の撮影などの特定の撮影条件だと単焦点レンズが欲しくなっちゃう。
日の出
4時半くらいに起床して、日の出を待ちました。
ほいきたー
雲海の向こう側から日の出を拝むことができました。
日の出をちょっと楽しんだら、テント場からすぐの駒ヶ岳山頂に向かいます。
15分ほどで山頂につきました。日の出が終わってから登り始めたので、山頂で日の出を見た人たちが続々と降りてきます。
雲海がモリモリ。
朝日が山肌に当たってとても幻想的です。
テント場が見えます。
日帰り登山では見られない光景です。
小さいですが、遠くに富士山も見えました。
下山
帰りは行きと同様、すぐに千畳敷駅に着きました。いや~楽。
ロープウェイとバスを乗り継いで、駐車場につきました。すぐ横に温泉施設(早太郎温泉 こまくさの湯)があったため、立ち寄りました。館内は登山客で賑わっていました。
飯
帰り道に、明治亭 駒ヶ根本店に寄りました。駒ヶ根の名物であるソースカツ丼を喫食しました。カツが柔らかくてうますぎたぜ…味噌汁も絶品でした。
そして、そのままハルピンラーメンに行きました。これは強欲な壺もニッコリ。
醤油よりの味噌ラーメンといった感じでした。辛いものが苦手な私にとっては、ギリギリ美味しく食べられる辛さでした。
おわりに
木曽駒ヶ岳は、一週間前の北岳の山行と比較すると天国と地獄でした。
ロープウェイでお手軽に絶景にアクセスできるだけで最高でした。日の出や雲海のスケールに圧倒されてとても良い思い出になりました。また、テント泊を繰り返すことで自分に必要なもの/不要なものが段々とはっきりしてきて楽しいです。
今後はさらに多くの山でテント泊を楽しみたいと思います。
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