こんにちは。今回は登山に関する初めての記事を書こうと思います。
普段、私は月に1度ほど登山をしています。今回の登山から記録としてブログの記事にしていこうと思います。
7/15(土)に南アルプスにある北岳に1泊2日のテント泊をしてきました。
今回の登山でテント泊は3回目になります。
1,2回目は尾瀬でした。テントを買ったのは1年半ほど前ですが、あまりテント泊ができていなかったため、今夏は多めにテント泊の行程を組みました。
今回のザックの重さは10kgほどでした。食料を除いたベースウェイトは7.3kgです。持ち物や重さについても記事にしたいと思っています。
今回の山行はヤマップに投稿しています。ルートや高度などは以下を参照ください。
北岳 暴風耐久試練 / マスター・オブ・ハンバーガーさんの北岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
出発
カーシェアで午前1時頃に東京を出発して、よく立ち寄る談合坂SAで朝食をとりました。
SAの食事は値段が高くて量が少ない場合がありますが、すき家のカレーは量も多いし、美味しいのでおすすめです。(ダイマ)
バス[芦安→広河原]
それからガラガラの高速道路を走らせて4:30くらいに南アルプス市芦安観光駐車場に到着しましたが、すでに第二駐車場は満車で第三駐車場に車を止めました。
芦安から広河原までのバスについては以下を参照ください。
すでに人がかなり並んでいたので、始発に乗るのは厳しいかなと思いましたが、バスが次々と到着して4台体制になり、無事に乗車できました。
乗車時間は60分でしたが、全員が座れる程度の混雑具合でした。
登山開始
6時すぎに広河原に到着して、登山開始です。
道中は草木が濡れていてきれいでした。
先っちょが柔らかいやつ
苔で覆われていました。
白根御池小屋
8:45頃に白根御池小屋に到着しました。
小雨が降っていました。
ここで少し休憩して先に進むとすぐに草すべりに到着しました。
草すべりが急峻であることは事前にネットで調べましたが、予想以上でした。
遠くから見ると笑っちゃうくらい急でした。
ストックの力を借りてゆっくり慎重に登りました。
雪渓を途中で発見。(たぶん下山道)
突然の暴風
稜線に出た途端、暴風が襲います。こんなの聞いてないよ。
視界は真っ白になり、レインコートを羽織って突風をしのぎます。
このあたりは風が強すぎて写真をほとんど撮っていません。
稜線を歩き続けましたが、一向に風は強いままでした。
山頂
12:30頃に山頂に到着。
なにも見えませんからリベンジ決定です。
ところどころに生えている高山植物が癒やしでした。
イワベンケイが特にお気に入りです。
あと何気なくスーパーで買ったこのナッツがとんでもなく美味しかったのでおすすめです。(ダイマ2)
風速計もニッコリ。
北岳山荘
14:30頃に暴風にさらされてやっとの思いで北岳山荘に到着しました。
受付してから気づいたのですが、テント泊は予約制ですでに枠は埋まっているとのこと。
下調べをせずに突撃したじょうよわの末路です。
皆さんはしっかりと調べてからテント泊をしましょう。
キャンセル待ちをして2時間半ほど虚無の時間を過ごして、ようやくテントを設営しました。
夜
夕方は風が強いな~くらいでしたが、夜になると命の危険を感じる強風になりました。
遠くて風の音が聞こえた5秒後に突風がテントを襲います。トレッキングポールを2本立てて設営するタイプのテントですが、強風のため、夜中に30回ほどテントのポールがズレてしまい、天井が畳まれちゃいました。途中から直すのを諦めて天井が畳まれた状態で寝袋に入りました。
途中で他のテント泊していた方のヘッドライトがこちらを向いているのを感じました。きっと畳まれてるコンパクトテントをみて心配したんだろうなあ…
ロープに石をのせて補強しましたが、風によってロープが2本切れてしまい、ポールと地面の設置部分も破けてしまいました。テントの張りが足りない部分があったため、しっかりと張力がかかっていれば被害はもう少し少なかったのかもしれません。
皆さん、てんきとくらすでCのときはテント泊をやめましょう。
下山
下山は、八本歯ノコルを経由するルートを通りました。(下をぐるっと回るコース)
稜線ではないため、風が少なく非常に楽でした。
途中の岩場で目印がなくなったため、ヤマップや地図がないと迷っていたと思います。
しばらく下山すると突然日差しが出てきました。
今回の山行ではじめての光です。
雪渓を横目に下山します。
すっかり晴れました。
バスの時間に間に合わせるためちょっと急ぎ足でした。
無事にバスに間に合い、そのまま下界に戻りました。
おわりに
今回のテント泊を通して、自然の洗礼を受けると同時に色々学びました。
・テント場について事前に調べること
・強風時はテントの張力をできるだけ高めること
・てんきとくらすでCのときはテント泊を見送ること
また、強風どころか暴風を経験したことで、並大抵の風に対して耐性を得ることができました。
頂上や稜線では白い霧しか眺めていないため、来年にまたリベンジして眺望を楽しみたいと思います。
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