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登山ザック用の安価で軽量な温度計を自作する【300円】

こんにちは。

登山用のザックにつける安価な温度計を自作して実際に山に登ってきました。作り方や使用感などをレビューします。(自作といっても穴を開けただけです)

そこそこな精度で安い温度計がほしい方におすすめです。

登山時に温度を知りたいと思い、キーホルダーの温度計を購入しようと検索したところ、モンベルの商品がありましたが結構高いんですよね。

コンパス機能もついていますが、温度の精度が低いというレビューがあり、購入には至りませんでした。

そこで、300円程度のアナログな温度計を見つけたので購入してみました。

必要なもの

  • エンペックス気象計(TG-2516)
  • はんだごて(なれればキリなど先端が尖ったもの)
  • ロープなどの紐

作り方

穴を開けるだけの簡単な作業です。5分もあれば終わります。

はじめに穴を開けるために、温度計の磁石を外します。

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下に磁石の隙間があるので、ラジオペンチなどで力を加えて磁石を外します。接着剤がありますが私はそのままにしています。

次に、紐を通すための穴を開けます。

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熱したはんだごてを当てて穴を開けます。穴を開ける際は、十分な換気を行ってください。はんだごてがない場合は、キリを当てて穴を開けます。

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穴が空いたら紐やキーチェーンを通して出来上がりです。

見た目

実際につけた様子は以下です。

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黄色いロープを通しました。温度計の文字が大きく、視認性が高いです。サイズは高さ13.6cm、幅2.6cmです。重さは26gしかありません。

本体が青いのでそこそこ目立ちますが、他の人と被る可能性は殆どないのでご安心ください。

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こちらはキーチェーンをつけた様子です。キーチェーンだとサビが付いたり劣化するのでロープのほうが耐久性が高いかもしれません。

岩場にザックを立てかける際は温度計が破損しないようにご注意ください。

実際に使ってみる

温度計を大天井岳のテント泊に持っていきました。

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夕方のテント内の温度です。メモリが2℃ずつ刻まれているので、約3℃であることがわかります。同行した友人の市販の温度計の値も同様でした。値段の割に精度が高いことがわかります。

直射日光があたるとぐんぐん温度が上昇するのは仕様です。

精度については、部屋に設置してあるラズパイの温度計(DHT22)と比較したところ、誤差は±0.3℃~0.5℃でした。ラズパイで温湿度をモニタリングする方法は以下をご覧ください。

おわりに

非常に安価なので雑にザックにつけられるのがメリットです。穴を開けるだけで簡単に作れるのでおすすめです。

カテゴリ登山

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