3年間使ってきたXperia 1が限界を迎えていたので、Pixel 7aを購入しました。
5月11日(発表日)に速攻で注文し、5月13日の午前中に届きました。
発売キャンペーンとして、CoralモデルはYouTube Premiumが1年間無料特典がありましたが、色が派手すぎたので、Seaモデルを選択しました。
Googleクレジットが10000ポイント付与されるので、実質52700円でした。Pixel 7の予約特典よりは渋いですがaシリーズなので妥当だと思います。
淡い色のスマートフォンは他にあまりないので、気に入っています。
初Pixelシリーズということで、テンション上がりました。
乗り換えたきっかけのあとに、外観、使用感をメインにレビューしていきます。
Pixel7aのおすすめ初期設定については以下の記事にまとめました。
乗り換えたきっかけ
Xperia 1は2020年の夏頃に中古端末として購入しました。(当時38000円ほど)
発売日が2019年2月25日で定価が112320円なので、Xperiaの値崩れは激しいですね。
乗り換えのきっかけは端末の動作不良と性能の劣化、バンドの不適合です。Xperia 1を買った当初はキビキビ動いていましたが、使っているうちにカメラボタンが反応しなくなり、ブラウジングやカーナビ中に突然再起動することがありました。最近になって、スリープ中に再起動するため、アラームが鳴らないこともありました。
カメラの起動に5秒ほどかかるようになりました。また、記録メディアを外部SDにしていると起動に失敗することがあり(体感40%くらいの確率)、カメラアプリを再起動する必要がありました。保存した写真が記録されないこともあり、撮ったはずのデータがないときは悲壮感で胸がいっぱいになりました。特にカメラ周りの動作は激重でした。
バンドの不適合については、中古で購入する際に、SoftBank版がdocomo版に比べて20000円ほど安かったため、当時はバンドのことはあまり考えずに購入しました。私はIIJ mioを契約しているため、docomoのBand 19の800MHz帯域をつかむことができず、山間部や沿岸部、離島では繋がらないことが多々ありました。旅行を多くするようになり、不便を感じていました。
ここまで劣化した原因としてXperia 1をハードに使ったことだと思います。ロードバイクのハンドルにつけ、直射日光を浴びながら何千キロも振動を受け続けました。登山にも携帯しました。地面に落としたことはないのですが、かなりダメージを受けていたと思います。今までTYな(ありがとうな)。
やたらめったら不具合を挙げましたが、次にPixel 7aの簡単な外観と使用感についてレビューします。
Google Pixel 7aの外観
梱包物
外観はシンプルで製品デザインとGマークが載っています。
箱を開けると、早速端末が出てきます。
端末の画面側には、簡単なボタンや機能のアイコンが印字されたシートが貼られています。付属品は、ケーブルとTypeAとTypeCの変換アダプタ、simピンです。充電器は付属しておらず、公式ストアのアクセサリで購入することができます。(Pixel買うやつは充電器は当然持ってるよねという圧を感じます。)
付属ケース
発売キャペーンでGoogle Pixel 7aの背面ケースがついてきました。ちなみに、中華スマホだと液晶フィルムと背面ケースがデフォルトでついていることは珍しくありません。
ケースをつけるとこんな感じ。ドットは暗号になっているそうです。(2進数の繰り返しっぽい?)
ディスプレイ
画面サイズは約6.1インチの有機EL(OLED)です。解像度は2400*1080(FHD+)。屋外の使用時ではやや明るさが足りない場面があったため、日中はライトモードに切り替えるモードを利用した方がいいかもしれません。
また、画面のリフレッシュレートは90Hzに対応しています。
60Hzに比べてより滑らかでヌルッヌルな表示が可能です。リフレッシュレートが高いことで、できることが増えるわけではないのですが、アプリの起動や操作のアニメーションがよりスムーズになりました。すぐに慣れそうですが…
カメラ
画面上部にはパンチホール型カメラがあり、ベゼルはかなり狭めです。
背面のカメラはデュアルカメラ構成で、カメラの出っ張りはわずかです。
裏面はプラスチックな質感ですが、端末のエッジ部分が金属でザラザラしているため、持ちやすいです。
データ移行
データ移行はUSB-Cケーブルを端末同士に接続することで、環境をコピーできました。アプリのインストールや写真、連絡先は移行できますが、アプリ内データは移行されません。一部のGoogleアカウントでログインするアプリはそのまま使えましたが、基本的には移行されませんでした。
さらに、Playストアから削除されたアプリはインストールされません。スマートウォッチのPebbleアプリは移行されませんでした。旧端末からapkアプリを抽出して新端末にインストールする方法を後日記事にしたいと思います。
Xperia 1と比較
私が使用していたXperia 1との比較です。
Xperia 1は約6.5インチディスプレイで21:9の比率です。そのため、今回のPixel 7aを手に取ると横幅が広く感じられました。
Pixel 7aの本体のみの重さは193gで、付属ケースをつけると224gでした。
これまで軽い端末を使っていた方には重く感じるかもしれません。
【誰得】Pixel 7a vs Xperia 1スペック比較
おそらくどのサイトやブログでも作成していないPixel 7aとXperia1のスペック比較表を作成しました。
Google Pixel 7a | Sony Xperia 1 | |
本体サイズ | 152.4 x 72.9 x 9 mm | 167 x 72 x 8.2 mm |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.5インチ |
重さ | 193 g | 178g |
解像度 | 2400 x 1080 | 3840 x 1644 |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz(最大120Hz) |
CPU | Google Tensor G2 | Qualcomm Snapdragon 855 |
RAM | 8GB | 6GB |
ストレージ | 128GB(内部のみ) | 64GB(外部SD可能) |
OS | Android 13 | Android 10 |
バッテリー | 4385 mAh | 3330 mAh |
カメラ | メイン64 MP, 広角13MP | メイン12 MP, 望遠12MP, 広角12MP |
5G対応 | ○ | ☓ |
発売日 | 2023年5月11日 | 2019年2月25日 |
乗り換えたメリット
特に乗り換えて感じたメリットとして、メモリとバッテリーの大容量化があります。
メモリについてですが、Xperia 1ではポケモンGOをしながらカメラを起動すると、メモリ不足でポケモンGOが落ちていました。Pixel 7aでは同時に起動しても問題なくアプリを切り替えることができます。
バッテリーについては、Xperia 1ではまず1日持たず、4時間ほどブラウジングや動画を見ると90%から20%ほどまで消費していました。ちなみに、バッテリーの劣化を評価するアプリAccuBatteryでは、設計容量の83%(2763mAh程度)まで劣化していました。リチウム電池の性質上、劣化は避けられないため、そろそろ買え時だと感じ、購入しました。
使ってみて
初のPixelシリーズを購入しましたが、最新のAndroidバージョンを長く使えるだけでかなりメリットを感じました。動画の字幕起こし、翻訳、この曲何?機能、Googleカメラ、Pixelランチャーなどの数多くの機能を使えるのはメリットだと感じました。
顔認証と画面の指紋認証が併用できるのもポイントです。Xperia 1ではAndroid 9のときは顔認証がありましたが、Android 10にアップデートしたら消えていました(悲しみ)。また、指紋認証の精度が高いため、失敗することがほとんどなく快適です。(Xperia 1は少しでも湿っているとアウトでした)
値段は62700円と決して安い価格帯ではないですが、Pixel 7に肉薄するスペックと最新のAndroid OSの体験ができることを考えるとコストパフォーマンスは高いと思いました。また、先日Rakuten Hand 5Gをサブとして1円で手に入れたので、ロードバイクに乗るときはサブ端末をハンドルにつけて走ろうと思います。
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