こんにちは。
Evernoteを久しぶりに起動したら、無料版の制限が改定されていました。ここ数年は何度か無料版の制限が続いていましたが、12月のアップデートで1つのノートブック、50個を超えるノートは作成不可になりました。この制限では到底メモアプリとしては使えませんから、実質の有料化です。
さらにログイン時に認証コードを30日ごとに入力する必要があること、プロ版への誘導広告が毎回表示されることがストレスでした。
そこでEvernoteのデータを他のアプリに移行することにしました。候補としてGoogle Keep、Notion、OneNoteなどがありますが、インデントや太字が使えて無料のサービスとして考えたときにOneNoteが私にとって最適でした。
EvernoteからOneNoteにツールを用いてデータを移行する手順を紹介します。
はじめに
本記事で紹介する内容は非公式ツールを用いています。そのため、本手順によりデータに不具合や消失が発生した場合でも責任は負いかねますのでご注意ください。
アプリのインストール
以下をWindows PCにインストールします。Evernote2Onenoteより先にOneNoteをインストールしてください。
- OneNote
- Evernote2Onenote(移行ツール)
- Evernote Windows版
ノートブックをエクスポートする
Evernote Windows版を起動してノートブックを右クリック > ノートブックをエクスポート をクリックします。Web版ではエクスポートできません。
デフォルトのままエクスポートをクリックします。
注意点としてタグが複数設定されていた場合は、OneNoteのセクションとして複数のフォルダに分類されてしまい、重複するためタグは1つにするのが望ましいです
データをエクスポートしたあとは念のためデータ移行が成功するまで、データを残しておきましょう。
Evernote2Onenoteでデータ移行
OneNoteをインストールした後にEvernote2Onenoteを起動して、Import ENEX File
をクリックして先ほどエクスポートしたノートブックファイルを開きます。
エラーダイアログが表示された場合は、空のノートがコピーされ、正常にノートブックが移行されていませんので、再度移行を実行する必要があります。私は初回実行時はエラーが出ましたが、OneNoteを再起動して再ログインして実行したらデータ移行に成功しました。
移行データを確認
OneNoteを起動して、ノートブックとセクションが追加されていれば成功です。
デフォルトはセクション名がnot specified
になっていました。
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