Skip to content

【準備編】Raspberry Pi Zero Wでペットカメラを作る

こんにちは。
2年前に買ったカメラモジュールがずっと眠っていたので、これを使ってペットカメラ(定点カメラ)を作りたいと思います。
Raspberry Pi Zero 2 Wは品薄で変えなかったため、Raspberry Pi Zero Wとケースを購入しました。
準備編と実装編の2つの記事に分けています。

今回はハードウェアの準備編です。

準備物

必要なものは以下の通りです。

スイッチサイエンスで買うと定価で買うことができます。
MicroSDカードはアマゾンで一番安いキオクシアの64GBモデルを買いました。

74bb02f4 pxl 20230704 113637058

カメラモジュールについてくるケーブルはRaspberry Pi用の太いケーブルです。
そのため、Raspberry Pi Zeroのケースに付属する細いケーブルを使用します。

3669e4b6 pxl 20230704 113525698

ケースにはプレートが3枚付属しており、カメラ装着時、ノーマル、GPIOピン使用時の3種類に対応しています。

5635229a pxl 20230704 112848676

手順

OSのインストール

はじめにMicroSDカードにRaspberry Pi OSを焼きます。
Raspberry Pi Imagerをインストールしてください。

Raspberry Pi Imager(https://www.raspberrypi.com/software/

4eb321d7 image

OSを選ぶ からRaspberry Pi OS(32-bit) を選択します。
Raspberry Pi Zero 2 Wの場合は64bitもインストールできます。

次にストレージを選択して、右下の設定アイコンを押します。

  1. ホスト名を設定します。IPアドレスを調べる必要がなく、SSH接続できるため後々便利です。
  2. SSHを有効化し、パスワード認証にします。
  3. ユーザー名とパスワードを任意に設定します。
  4. SSIDとパスワードを入力してWi-Fiを設定します。
  5. ロケール設定をAsia/Tokyo 、キーボードレイアウトをjp に設定します。
  6. 保存をクリックします。
d77db455 image

ここまで設定できたら、書き込むボタンをクリックしてしばらく待ちます。
書き込みが終了したら、MicroSDカードをRaspberry Pi Zeroにセットします。

本体のセットアップ

次にカメラモジュールにデフォルトでついているケーブルを外して、ケースに付属している細いケーブルをセットします。
ケースにRaspberry Pi Zeroとカメラモジュールをセットします。

83fc9c03 pxl 20230704 114146184

最後にプレートをつけましょう。

ba2e2a0a pxl 20230704 114402278

本体が完成したら、USBケーブルで給電します。
初回起動には時間がかかるので、気長に待ちましょう。

接続を確認

5~10分ほどしたら、任意のSSHクライアントでアドレスを先程設定したホスト名、ポートを22にして接続します。
接続が成功したら完了です!お疲れ様でした。

次回はカメラモジュールを有効化して、ブラウザやVLCで映像をストリーミングする方法を解説します。

カテゴリRaspberry Pi

2 Comments

  1. gino gino

    V3カメラだとZeroのカメラ用ケースにはまらない(カメラモジュールが蓋にはまらない)のですが、そういうものでしょうか…?

    • kuimal kuimal

      gino様
      コメントいただきありがとうございます。
      本記事で紹介しているケースはV2カメラ用です。本記事でV3カメラを購入してしまったのであれば申し訳ありません。記事を修正しました。

      V3カメラ用のRaspberry Pi Zeroケースは以下を参照ください。
      https://www.switch-science.com/products/8892

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA