こんにちは。
Nikon Z 7とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VRを使う機会があったので、千葉動物公園と多摩動物公園に行って動物の写真を撮影してきました。
普段使っているカメラはNikon Z 50でミラーレスのAPS-C機です。フルサイズのミラーレスとの違いや、大三元レンズの性能について感じたことを動物園で撮影した画像を載せながら紹介します。
いいところ
- 目を見張る解像度の高さ
- コントラストが適切で色味が良い
- 強力な手ぶれ補正
- 持ちやすい
- インナーズームでホコリやゴミが入りにくい
- かっこいい
APS-C機を使ってた身からすると、解像度は想像以上でした。撮影した画像を拡大すると驚くほど緻密に描写されています。また、望遠端でもエッジがくっきりとしています。
いまいちなところ
- 他製品の同等品と比べても重い
- レンズが長く、ケースに収まらないときがある
- 値段が高い
性能がとんでもなく高いためほとんどの欠点は無視できるレベルだと感じました。
作例:千葉動物公園
以下は動物園で撮影した画像を紹介しながら感想をつらつら書いていきます。
ゆっくりと歩いているシマウマがこちらを振り返ったときに撮影しました。動物園で撮影した中で一番のお気に入りです。
撮影した画像を確認すると、解像度の高さに驚かされました。パソコンなどの大画面で原寸大まで拡大したときに息を呑むほどです。動物の毛並み、模様などのディティールがこれでもかというほど再現されていました。
原寸大まで拡大した様子を動画に収めました。シマウマの瞳に反射した風景までバッチリ描写されています。拡大するたびに感動してました。
ハシビロコウは動きがゆっくりで撮影しやすかったです。
くちばしの質感や影が落ちた羽毛などを見事に表現しています。また、レンズ自体が重いため、構えたときに安定してファインダーに被写体を収めることができました。
ガラス越しですがライオンがリラックスして寝そべる瞬間を撮影しました。
たてがみのグラデーションや眠気でまぶたが下がっている様子が気に入っています。動物用の瞳AFを活用してピントを合わせました。
2羽のフラミンゴがちょうど重なったときに撮影しました。くちばしから垂れる水滴まできれいに写っています。
お昼寝しているレッサーパンダを撮影しました。ガラス越しですが、風景が反射してより幻想的な写真になりました。羽毛の一本一本が丁寧に描写され柔らかいイメージを撮影できました。
作例:千葉動物公園
チーターを撮影しました。年齢が若いのか好奇心旺盛でこちら側に何度も寄ってきていました。
目の下の黒い模様や、瞳のようすから解像度の高さを感じることができます。このヒョウがいるエリアは光量が少なめでしたが、手ぶれ補正のおかげでブレずに撮影できました。
屋内にいるコアラを撮影しました。
こちらもヒョウと同様に光量が少なめでしたが、絞りを開放にすることで、シャッター速度を稼ぐことができました。
かなり遠くにいるホワイトタイガーを撮影しました。前足を揃えたナイスポーズ。
400mm相当の望遠レンズがないと厳しい距離でしたが、高画素機であるため画質の劣化をあまり感じずにクロップできます。クロップ前の画像は以下です。
柵までの距離が遠かったため、うっすらと白い線が横方向に写りましたが、クロップすることで白い線が目立たなくなりました。
お昼寝中のカンガルーを撮影しました。
画面の殆どが茶色ですが、コントラストをはっきりと描写できています。また、耳の周辺がにじまず、はっきりと背景と分離できています。
おわりに
これまでZ 50を使っていましたが、初めてフルサイズと大三元レンズで撮影してみました。高価な製品ですが、値段以上の性能・価値があると感じました。
望遠端で撮影した画像をクロップしまくっても毛並みやディティールが失われていないことに驚きました。これは未来永劫Zシステムから抜け出せないぞ…
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